スマートEXのキャンセル料が発生するケースとは?
スマートEXで新幹線のチケットを予約したものの、急な予定変更でキャンセルが必要になることがあります。そこで本記事では、キャンセル料金や手続きの方法、重要な注意点について詳しく解説します。
スマートEXは変更は無料、キャンセルは原則キャンセル料がかかる
スマートEXを使うと、乗車日や座席の変更は何度でも無料で行えますが、予約を完全に取り消す場合には手数料が必要です。変更とキャンセルで料金が異なるため、違いをしっかり理解しておきましょう。
キャンセル料金は列車の発車時刻を基準に計算されます。発車前のキャンセルは1名につき片道320円です。この料金は座席の種類(普通車指定席・グリーン車)や年齢(おとな・こども)に関係なく適用されます。
発車後のキャンセルではより高額となり、区間に応じた特定額が手数料として発生します。キャンセルが必要な場合は、発車前の手続きをおすすめします。
スマートEXのきっぷをオンラインでキャンセルする方法
スマートEXはオンラインで24時間キャンセルを受け付けていますが(メンテナンス時を除く)、いくつかの重要な条件があります。
キャンセルは、きっぷの受け取り前、または改札の通過前で、かつ予約した列車の発車時刻までに行う必要があります。なお、自由席予約の場合は乗車日当日の23時30分までキャンセルできます。
列車発車後はオンラインでのキャンセルができなくなり、自動的により高額な手数料が適用されます。
きっぷを受け取った後のキャンセルは、JR東海・JR西日本・JR九州の主な駅窓口のみで手続きが可能です。
運休や遅延によるキャンセルはどうなる?
台風の接近や列車の大幅な遅延、運休が発生した場合、ケースによっては無手数料で払い戻しできます。
対象区間や具体的な取り扱いは、スマートEXのログイン後のメニュー画面上部に表示される緊急のお知らせで確認が可能です。該当する区間の予約をしている会員にはメールでも案内が届きます。
東海道・山陽新幹線および九州新幹線では、列車の発車時刻を過ぎた予約であっても、実際の列車が発車するまでは変更や払い戻しが可能です。
往復割引のチケットも、往路・復路ともに未使用(改札未入場かつきっぷ未受取)の場合は、復路が翌日以降の予約でも無料でキャンセルできます。
なお、すでにきっぷを受け取っている場合でも、乗車予定日から1年以内であれば主要駅の窓口で払い戻し手続きが可能です。