血糖値が急激に上がりやすい食べ物

血糖値を下げてくれる効果がある食べ物があるように、逆に食べると血糖値が上がりやすい食べ物はあるのでしょうか。どんなものを食べると、血糖値が上がりやすいのか、5つご紹介いたします。

1.白米

毎日のように食べてもおかしくない食べ物ですが、白米は血糖値を上げてしまう効果がある食べ物に分類されています。高GIであることが、問題となっていますね。

2.食パン

これも、白米のように毎日のように食べていてもおかしくない食べ物です。しかし、白米以上の高GI食品に分類されており、非常に血糖値が上がりやすいとされています。

3.じゃがいも

野菜に分類されるじゃがいもですが、実は高GI食品に分類されています。野菜という大分類で、何でもかんでも摂取すればいいわけでないのがわかります。

4.こしあん

豆類に分類されてはいるのですが、これも高GI食品に分類されています。ポリフェノール目的で無闇に摂取するのは、あまりお勧めできない食品です。

5.飴

甘いものの塊なのですから当たり前のような気もしますが、非常にGI値が高い食べ物です。気を紛らわせるために何個も舐めていると、いつの間にか血糖値を上げるような自体に陥ってしまっているかもしれません。

血糖値が急激に上がりやすい食べ物の特徴として、炭水化物類は比較的血糖値が上がりやすい傾向にあります。ただ、炭水化物を抜きにするのは、食事のバランスとして良くありませんので、より低GI食品の麦芽玄米やライ麦パンに置き換えて食べる、といった工夫をしてみるといいでしょう。

また、身体に良いとされる分類の野菜や豆でも、高GI食品のものは存在するため、上手く低GI食品と組み合わせ、血糖値の上昇を緩やかにしてあげる工夫が必要となります。

低GI食品とは

低GI食品とは、『血糖値の上昇が緩やか』である食品のことです。逆に、高GI食品だと『血糖値の上昇が急激』であることを意味します。

緑黄色野菜やきのこ類が、低GI食品の代表格なのですが、すべての食品がそうでないことは、わかっていただけたかと思います。高GI食品の代表格は、炭水化物。白米のGI値は88で、食パンのGI値は驚きの95。

GI値が60以下であると、一般的に低GI食品と呼ばれるため、麦芽玄米のGI値55に白米から置き換えることで、低GI食品に切り替えて食事をすることが可能になりま