血糖値を下げられる食べ物

血糖値を下げることができる食べ物には、どんなものがあるのでしょうか。日常生活でもよく口にする、血糖値を下げる効果が期待できる食べ物を7つご紹介いたします。

1.ほうれん草

野菜類の中でも、特に効果が高いとされています。低GI食品であることも、特徴の一つです。

2.レタス

ほうれん草と同じく、野菜類の中でも血糖値を下げる効果が高いとされ、低GI食品になっています。ちなみに、キャベツも同様の効果がありますが、レタスの方が低GI食品です。

3.しめじ

きのこ類の中では、摂取する機会も多く、低GI食品に分類されているものです。同じきのこ類として、松茸でも同じような効果を得ることはできます。ただ、食べる機会は少ないでしょう。

4.納豆

豆類からは、まずは納豆。付属の調味料、好みの調味料など何を混ぜるのかによって多少異なりますが、納豆単品では豆類の中でも結構な低GI食品に分類されています。甘納豆とは別物の、普通の納豆のことです。

5.枝豆

一品料理としても最適な枝豆も、実は血糖値を下げてくれる非常に優秀な食べ物です。お酒のおつまみに枝豆を食べればいい、というわけでもありませんので、誤解されないようご注意ください。

6.味噌

食卓に並ぶお味噌汁など作るために使う味噌。これも、低GI食品であり、非常に優秀な働きをしてくれます。とはいえ、味を濃くし過ぎるのは意味がありませんので、ほどほどになさってください。

7.牛乳

朝の一杯は牛乳、と決めているお宅も多いのではないでしょうか。調味料としても、使うことがありますね。牛乳も、低GI食品であり、血糖値を下げてくれる効果があるとされています。

一般的には、緑黄色野菜やきのこ類など、食物繊維を多く含む食べ物は、血糖値を下げてくれるとされています。豆類には食物繊維はもちろん、ポリフェノールが多く含まれ、ポリフェノールの効果で動脈硬化や血管の保護を行ってくれるため、血糖値を下げるだけでなく、他の食べ物で血糖値が上がってしまっても、身体を守ってくれやすいと言えるのです。

低GI食品とは

低GI食品とは、『血糖値の上昇が緩やか』である食品のことです。

例えば、ほうれん草のGI値は15とされていますが、白米のGI値は88。つまり、白米を食べた時には、血糖値が急激に上昇しやすいですが、ほうれん草を食べた時には、緩やかな上昇で収まってくれるのです。

緩やかに上昇するのであれば、血糖値スパイクへのリスクが低下しますし、インスリンが分泌されにくくなるため、ダイエット効果も得られるのです。