ジモティーって何? 地域特化型フリマアプリの解説

ジモティーとはどんなアプリかご存じですか?今回は、地域特化型のフリマアプリであるジモティー の基本情報や特徴を詳しく説明すると共に、他のフリマアプリとの違いや地域コミュニティにおける利便性などを紹介したいと思います。

ジモティーの基本情報と特徴

ジモティーとは、正式名称をクラシファイドサイト「ジモティー」といいます。聞きなれないクラシファイドという言葉ですが、この言葉は目的や地域によって分類されている広告や告知、イベントなどを一覧にして掲載する、という意味があります。日本では文字広告や三文広告として新聞やチラシ、フリーペーパーなどに昔から掲載されていたものです。地域のフリーペーパーで「あげます!」「探しています!」のような掲載記事を見たことがある方もいるのではないでしょうか。

ジモティーは、不用品の無料譲渡や売買の情報、地域イベントの告知や人の募集などの情報をユーザーが登録し、インターネットのサイトでやり取りしているものです。ジモティーは「地域密着型」と言われるように、情報がまず地域で分類されているのが特徴です。

ジモティーと他フリマアプリとの違い

ジモティーは「地域密着型」なだけあって、他のフリマアプリにはない地域の近いところで直接取引が出来るので、直接現金取引の場合は販売手数料がかかりません。もし、現金取引をする時にもめたり騙されたりしたらどうしよう?という心配があるのなら他のフリマアプリと同様に、先にネットでの決済を行うことが出来ます。

フリマアプリ 販売手数料 売上の振込手数料
メルカリ 商品代金の10% 200円
Yahoo!フリマ 商品代金の5% 100円(※1)
楽天ラクマ 商品代金の10%(※2) 210円(※3)
ジモティー(あんしん決済) 商品代金の5% 150円

※1PayPay銀行口座への振り込みは手数料無料
※2判定対象期間の販売実績により適用期間内の販売手数料は変動
※3楽天銀行への振り込みの場合1万円以上は無料

※2024年8月時点

ジモティーでは「あんしん決済」と呼ばれている取引です。販売手数料は商品販売代金の5%で、売上を口座に振り込む場合の振り込み手数料は150円かかります。この手数料は他のフリマアプリと比べても安い方になっているので、地元で取引をしてもいいという時にはジモティーを利用すれば手数料を安く抑えることが出来ます。

ジモティーと地域コミュニティにおける利便性

普通フリマアプリでは対面して会うことがなく、物を送付して受け取りを行うため大きなものを取引することがなかなか出来ません。また、出来るとしても膨大な送料がかかってしまいます。しかし、ジモティーなら地元で直接やり取りすることが根底にありますので、不用品になった大きなものでもトラックなどで引き取りに行けるのであれば送料無料で取引可能です。

他にも、広告だけでなく告知やバイト募集、趣味仲間の募集なども行えるため、地元の人々との新しい繋がりを持つことが出来るようになります。新しい地域に引っ越してきて知り合いがいないという時でも、趣味の合う仲間や友達をジモティーで探すことが出来るわけです。