スマホでもTeamsの主要機能が使える

外出先でビジネスコミュニケーションに支障をきたすことがあります。Microsoft Teamsのモバイルアプリを活用すれば、会議参加やチャットの確認が可能です。本記事では、セットアップから便利な機能まで解説します。

Teamsモバイルアプリのセットアップ方法

Microsoft Teamsのモバイルアプリは、App StoreやGoogle Playからダウンロードできます。インストール後の初期設定の手順は以下の通りです。

  • Microsoftアカウントでサインインする
  • プロフィールを設定する

Teamsを使用する際には、Microsoftアカウントでのサインインが必要です。すでにPC版を利用している場合は同じアカウントから使用できます。新規の場合は「無料でサインアップ」から新しくアカウントを作成します。

Teams内での表示名の設定は必須です。ただし、プロフィール写真の登録は任意となっています。また、スマートフォンの連絡先との同期設定も必要に応じて選択できます。

スマートフォンからTeamsを利用する場合、アプリのインストールが必要です。ブラウザからの利用はできないため、外出先での利用を想定している方は、事前にインストールしておきましょう。

モバイル版Teamsでできること

スマートフォン版のTeamsでは、PC版と同様の主要機能を利用できます。オンライン会議では、招待リンクをタップしての参加や、新規会議の開催が可能です。会議中は背景フィルターでプライバシーを保護したり、画面共有機能で資料を共有したりできます。

通常のコミュニケーション機能としては、チャネル内でのメッセージ投稿やチャットが利用可能です。音声通話機能も搭載されており、チャット中でも通話への切り替えが可能です。

ファイル共有にも対応しており、メッセージへのファイル添付や共有フォルダへのアップロード、ダウンロードが可能です。さらに、Outlookで受信した添付ファイルをTeamsで共有したり、Teams内のファイルを他のアプリで共有したりできます。

Teamsを活用するメリットと注意点

Microsoft Teamsのモバイルアプリのメリットは、Wi-Fiや固定回線がない外出先でも利用できることです。また、スマートフォンには高性能なカメラとマイクが内蔵されており、追加機器の購入やセッティングなどが不要です。オンライン会議の通知も音やバッジで届くため、見逃しにくいという利点もあります。

注意点として、会議メモの作成機能が使えないことが挙げられます。テレビ会議中にTeams内で議事録を作成できないため、必要な場合は別途ノートを用意する必要があります。