Googleカレンダーを共有する
Googleカレンダーは、個人が手帳代わりに利用するほか、他のユーザーに予定表を共有する機能があります。では共有はどのようにして行う物か、共有方法や共有のレベルを選べる権限について、共有の解除方法について解説します。
Googleカレンダーの共有とは
Googleカレンダーは、個人が手帳代わりに使うだけでなく、組織内の複数のユーザーと共有するグループカレンダーが作れます。例えば学校や職場など、組織内で共有すべき行事や予定などがある時に共有することで、「その予定を知らない」と言った共有漏れを無くすことができます。
また個人レベルでも特定の人に向けて自分のカレンダーのスケジュールを共有したい場合にとても便利です。ただし共有設定で注意したいのは、Googleカレンダーの共有はPCで行うことができ、スマホアプリではできません。スマホで共有設定を行う場合は、PCと同じ操作ができるブラウザでのみ行なえます。
Googleカレンダーを共有する手順
次に、Googleカレンダーの共有手順を紹介しましょう。以下の順番で行います。
- Google カレンダーを開きます。
- 左側に出てくる一覧の中にあるグループカレンダーの名前をクリックします。
- カレンダーの設定が出きますので、その中にある「特定のユーザーまたはグループと共有する」を選びます。
- この中にある「+ユーザーやグループを追加」ボタンをクリックすると特定のユーザーと共有が出てきますので、ここで追加したいユーザーやグループの名前、あるいはメールアドレスを追加します。
共有の権限設定
共有する際には組織内の相手に対して共有の権限を設定できます。ユーザーやグループを追加する際に権限の項目があり、次の4項目からひとつ選びます。
- 予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)
- 予定の表示(すべての予定の詳細)
- 予定の変更
- 変更及び共有の管理権限
共有する相手の立場によって、時間枠だけの大まかな予定の表示から詳細の表示、予定変更ができる権限、管理者としての権限と自由に設定できます。
共有停止の方法
共有設定を停止(解除)する場合は、対象となるカレンダーにカーソルを合わせたうえで、設定と共有をクリックすることで行えます。共有停止には以下3つの方法があります。
- 一般公開による共有の停止の場合は、予定のアクセス権限 を選び「一般公開して誰でも利用できるようにする」をオフにします。
- 組織との共有を停止する場合は、予定のアクセス権限 を選び「会社名で利用できるようにする」をオフにします。
- 特定のユーザーまたはグループとの共有を停止する場合は、特定のユーザーまたはグループと共有する を選び、削除するユーザー・グループの横にあるx(削除アイコン) をクリックします。