コストコはどんな店?

コストコは、アメリカ発祥の会員制倉庫型スーパーマーケットで、世界に650店舗以上を展開しています。商品を大量一括仕入れし、パレットごと陳列することでコストを抑え、高品質な優良ブランド商品を低価格で提供するのが特徴です。

小規模ビジネス向けの卸売りから始まりましたが、現在は個人会員も買い物を楽しめる人気店となっています。

コストコと他のスーパーの違い

コストコは、一般的なスーパーとはかなり異なった特徴があります。ここでは、主な特徴として会員制と倉庫型店舗について解説します。

コストコは会員制のスーパー

コストコは、会員制スーパーマーケットです。年会費を支払って会員になることで、一般的なスーパーよりも安い価格で商品を購入できるだけでなく、会員限定の特別なサービスやイベントも利用できます。会員制度を通じて顧客に特別な価値を提供する独自のビジネスモデルを展開しています。

倉庫型店舗で大容量の商品を扱う

コストコは、巨大な倉庫をそのまま店舗にしたような、広々とした空間が特徴です。商品を大量に仕入れてパレットごと並べることで、倉庫兼店舗を実現し、コスト削減による低価格販売を実現しています。消費者にとっては、まるで卸売市場で買い物をするかのように、お得に商品を手に入れられる場所と言えるでしょう。

店舗とオンラインストアの違い

コストコには、倉庫型店舗とオンラインストアである「コストコオンライン」の2つのタイプがあります。ここでは、両者の違いについて解説します。

コストコの商品を郵送してもらえる

コストコオンラインは24時間いつでもショッピングが楽しめるサービスです。店舗での買い物と違い、大型家電やインテリアなどの大きな商品も、重さやサイズを気にすることなく購入できます。自宅への配送サービスがあるため、かさばる商品や重たい荷物も手軽に注文することができます。

オンラインは最低利用金額や最低購入個数が決められている

コストコのオンラインショッピングでは、1回の注文につき最低購入金額が設定されており、合計金額が2,500円(税込)以上でなければ購入することができません。また、商品によっては最低購入個数が2個以上などと定められているものもあります。

このため、購入金額が2,500円に満たない場合は、まとめ買いをしたり、友人と共同で注文したりするなどの工夫が必要です。金額や個数の制限なく買い物をしたいのであれば、倉庫型店舗で買い物をした方がよいでしょう。