確定拠出年金とは?

確定拠出年金とは、自分で老後資金を積み立てて運用する年金制度のことです。日本生命でも確定拠出年金を扱っています。ここでは、確定拠出年金の概要と種類についてみてみましょう。

確定拠出年金の概要

確定拠出年金は公的年金(国民年金・厚生年金)にプラスできる私的年金です。資金を出すとき(拠出時)と資金の運用時期(運用時)、受け取るとき(受取時)に税制面で優遇が受けられます。

確定拠出年金の種類

確定拠出年金には、以下の2つのタイプがあります。

  • 企業型確定拠出年金(企業型DC)
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)

企業型DCの場合、勤務先で導入していると自動的に加入し、掛金は会社負担です。それに対し、iDeCoは、加入が任意で掛金は個人で出します。開設する口座も自分で選べるため、運用の自由度が高いといえるでしょう。

確定拠出年金の受け取り方

確定拠出年金は、3つの方法で受け取ることができます。

  • 年金
  • 一時金
  • 年金と一時金を併用

年金は、積立金を分割して受け取れるタイプです。一生涯にわたって一定の金額を受け取れる終身年金や一定期間受け取れる確定年金などから選択できます。一時金タイプは、退職金のように一度に受け取れるものです。

日本生命保険の個人型確定拠出年金の特徴

日本生命でも、確定拠出年金を取り扱っています。ここでは、個人で投資先や金額がコントロールできる個人型確定拠出年金(iDeCo)について見てみましょう。

節税できる

1つ目の特徴は、節税できることです。節税ポイントは以下の3つです。

  • 掛金拠出時の節税
  • 資産運用時の節税
  • 受取時の節税

日本生命のiDeCoは、掛金の全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となるため、所得税や住民税が減額されます。資産運用を行うと、運用益に20.315%(所得税・住民税・復興特別所得税)が課税されますが、iDeCo運営中は非課税です。

受け取る際は、年金として受け取る場合は公的年金等控除が、一時金として受け取る場合は、対所得控除が受けられるため、かなりの節税効果となるでしょう。

商品ラインナップが充実している

2つ目の特徴は、商品ラインナップが充実していることです。バランス型の投資信託や自分で資産配分を組み合わせて運用できる商品があるため、ニーズに合わせた商品選びができます。リスクを取りたくない人向けの元本確保型の商品もあるため、リスクに備えたい場合は、こちらを選ぶとよいでしょう。

サポートが充実している

3つ目の特徴は、サポートが充実していることです。「ニッセイ確定拠出年金コールセンター」に連絡すると、手続きや相談がワンストップで完結するため、とても便利です。

通話料無料で専門オペレーターが対応してくれるため、疑問点がある場合は遠慮なく相談したほうがよいでしょう。