ICL手術でよくあるトラブル

ICL手術は、多くの人にとって視力改善の有効な選択肢ですが、他の手術と同様にリスクがあります。よくあるトラブルには、レンズの位置ずれや度数ずれがあります。これらは、見え方に影響をあたえ、再手術が必要になるケースが多いです。

また、過矯正により、予想以上に視力が良くなることもあります。他にも、夜間や明るい光源を見たときに光の周りに輪っかが見えたり、ぼんやりと広がって見えたりすることがありますが、時間の経過とともに改善されていくことが多いです。

最も注意すべきは感染症のリスクです。適切な術後ケアを怠ると、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。以上のトラブルが起こるのは稀ですが、事前に十分な情報を得て、リスクを理解しておくことが重要です。

出典:よしだ眼科クリニック

ICL手術でよくあるトラブルを避けるためのポイント

ICL手術のリスクを最小限に抑えるためには、十分な準備と適切なクリニックを選ぶことが大切です。ここからは、トラブルを避けるための重要なポイントをいくつか見ていきましょう。

リスクについて理解しておく

ICL手術は高度な医療技術を用いた手術ですが、他の手術と同様にリスクがゼロではありません。手術の利点だけでなく、起こりうる合併症やトラブルについても十分に理解しておくことが重要です。医師との十分なコミュニケーションを通じて、自分の目の状態や、手術の成功率について詳しく確認しておきましょう。

手術実績を確認する

ICL手術の成功率を高めるには、経験豊富な医師と信頼できる医療機関を選ぶことが重要です。手術の価格だけで判断するのではなく、クリニックの過去の手術実績や成功例を詳しく確認しましょう。また、同じような視力や目の状態の患者さんの症例を参考にすることで、自分の場合の予想される結果やリスクをより具体的に理解できます。

複数のクリニックを検討する

ICL手術を受けるクリニックを選ぶ際は、複数の候補を比較検討することをおすすめします。各クリニックの手術方法や使用する機器、術後のアフターフォローなどは、クリニックによって異なります。

また、費用やサービス内容もさまざまです。自分のニーズや予算に最も適したクリニックを見つけることが大切です。

特に重要なのは、術後のフォローアップ体制です。万が一トラブルが発生した場合に、迅速かつ適切な対応をしてくれるクリニックを選ぶことで、安心して手術を受けられます。術後の定期検診や緊急時の対応など、アフターケアの内容も詳しく確認しておきましょう。

出典:先進会眼科