JA共済のメリットとデメリットを知ろう

万一のときに備えて保険や共済に加入する場合、ライフスタイルに合わせて最適な保障が受けられるようにしたいものです。ここでは、JA共済におけるメリットとデメリットを紹介します。

JA共済のメリット

メリット1:身近な存在

JA(農業共同組合)とJA共済連が一体的な事業運営を行っているので、人々にとって身近な存在であるといえます。なにかあったときに気軽に相談できるので安心です。

メリット2:多様なニーズに対応

「ひと・いえ・くるま」というわかりやすい3本柱があり、あらゆる世代の多様なニーズに合う保障が受けられます。また、民間の会社ではそれぞれ別の会社と契約する必要がありますが、JA共済ならまとめて相談してプランを決めることもできます。

メリット3:掛け金が一定

民間の定期保険では、年齢が上がるとともに掛け金が上がる場合がありますが、JA共済では掛け金が一定のプランが用意されています。出費がわかりやすいので将来の見通しを立てやすいという点で優れているといえます。

JA共済のデメリット

デメリット1:JAが破綻したときには保障が受けられない

民間の保険会社が倒産した場合、「生命保険契約者保護機構」という機関によって保障されますが、JA共済ではこうした保障は受けられません。とはいえ、JAの企業規模は大きいため、破綻する可能性は低いでしょう。ただし、民間の別の保険と組み合わせて利用するなど、リスクを下げることはできます。

デメリット2:高齢になったときの保障が充分でない場合も

JA共済は、手ごろな掛け金でさまざまな保障が用意されていますが、高齢になったときの保障が充分ではない場合があるようです。民間の保険会社と組み合わせるなど、工夫が必要でしょう。

デメリット3:高額な保障はない

JA共済は、民間の保険会社のような死亡保障で数千万円が受け取れるプランはありません。そこまでの保障が必要ないという方も多いと思われますが、人によっては不安に感じる場合もあるでしょう。