Googleアカウントのプライバシー設定とは?ポイントや注意点を解説
Googleのサービスを利用するにあたっては、アカウントのプライバシー設定をしっかりと行うことが重要です。そのため今回は、Googleアカウントのプライバシー設定に関してポイントや注意点などを解説します。
Googleアカウントのプライバシー設定とは
Googleアカウント管理におけるプライバシー設定とは、主にGoogleサービスの利用履歴に関する設定のことを指します。Googleでは、検索したり動画を視聴したりするたびに利用情報が記録されるのです。
利用情報はサービス向上に活用されているため、履歴が残ること自体は決して悪いことではありません。しかしすべての利用情報が記録されてしまうことに、抵抗があることもあるのではないでしょうか。そこでGoogleでは、「データとプライバシー」メニュー内の「履歴の設定」において履歴の記録有無を管理可能です。
Googleが収集している利用情報
Googleが収集している利用情報としては、主に以下の3点が挙げられます。
ウェブとアプリのアクティビティ
「ウェブとアプリのアクティビティ」とは、以下のような情報を指します。
- Google検索履歴
- スマホでアクセスしたアプリの履歴
- Googleサービスの利用履歴
上記のように、Googleサ-ビスを利用した際のさまざまな情報が履歴として記録されます。
タイムライン
タイムラインとは、簡単に言うとユーザーの移動履歴のことです。「いつ」「どこに」「どんなルートで」など場所に関する履歴を残して振り返ることができます。
YouTubeの履歴
Googleサービスの1つであるYouTubeの利用履歴に関しても、Googleが記録している情報の1つです。検索履歴や再生履歴などがアカウントに保存され、おすすめをはじめとするさまざまなサービスに反映されます。
Googleアカウントのプライバシー設定における注意点
Googleアカウントではプライバシー設定においてさまざまな履歴を記録するかどうか選択可能です。ただし、オフにしておけばユーザーの利用履歴は残りませんが、その分履歴情報を活かした以下のような便利機能を利用できなくなる点には注意が必要です。
- 履歴に基づいた検索候補の提示
- YouTubeにおける前回の再生位置の保存
- 検索・視聴履歴によるおすすめ動画の表示
- 嗜好に合わせた飲食店の表示
- 好みに合わせた広告の表示 など