ライドシェアドライバーを目指すための方法

ライドシェアドライバーになる手順

必要な資格や準備すべきこと

  • 第一種普通自動車運転免許証を取得してから1年以上経過していること
  • 都市部では軽自動車を使用することはできない
  • 全幅2メートル以内の車両
  • 定員が5人以上10人以下
  • ライドシェアドライバーに従事する日の前から過去2年間無事故かつ運転免許の停止を受けていない
  • など

上記の条件は多くのライドシェアドライバーを募集している事業所で必須条件として出されています。「軽自動車は使用できない」「定員が5人以上10人以下」のような条件に関しては車両をタクシー会社から貸してくれる事業所もあるためマイカーが軽自動車であっても問題ありません。ただし、普通自動車の運転には慣れておく必要があるでしょう。

他にはライドシェアドライバーとして活動中に事故にあってしまった時の損害賠償能力は「対人8000万円以上」「対物200万円以上」の任意保険または共済に加入していることが必要条件です。この保険についてはタクシー会社の方で加入していることがほとんどです。

ライドシェアドライバー応募方法

ライドシェアドライバーとして働くためにはライドシェアドライバーを募集している会社に応募する必要があります。ネット上で検索すると現在募集している会社が見つかります。以下に主な会社を挙げます。

  • Uber
  • 平和交通株式会社
  • 日本交通株式会社
  • 日の丸交通株式会社
  • GOジョブ
  • など

多くの会社ではライドシェアドライバーは隙間時間を利用して働くことができるようです。年代もバラバラで副業として働くには最適のように感じます。

ライドシェアドライバーとして気をつけること

働ける時間に限りがある

営業区域 車両不足時間帯&曜日 マッチング率 不足車両数
札幌市 土日(1時〜4時台) 73% 110台
仙台市 金(16時〜19時台)
土(0時〜3時台)
84%
76%
50台
30台
さいたま市、川口市 火〜金(0時〜5時台)
金土日(17時〜翌6時台)
75%
42%
140台
580台
千葉市 土日(0〜3時台) 59% 110台
大阪市 土(0〜3時台)
金土(16時〜19時台)
75%
85%
420台
240台

国土交通省公表の2024年4月26日分ライドシェア不足車両数(調査日2024年10月14日)

表でまとめたように地域や曜日によってばらつきがあります。ライドシェアの場合はタクシーが不足している時に稼働できるため、副業を視野に入れている人は都市部を中心に活動することをおすすめします。

ライドシェアでの決まりごと

  • ライドシェアで使用する車両にはライドシェア用の車両であるとわかるように車両の外部に見やすく表示する義務がある
  • ライドシェアの業務に就く前には事業所で研修を行う必要がある
  • 運賃や料金の支払い方法はキャッシュレスですること
  • など

事前に研修や教育を行うことが義務付けられているため誰でも始めやすい制度になっています。

出典:国土交通省有償運送の許可に関する取り扱いについて

出典:国土交通省営業区域ごとの不足車両

出典:平和交通株式会社

出典:Uber

出典:日本交通株式会社