血糖値スパイクとは

最近話題となった、「血糖値スパイク」というのは、どのような現象なのでしょうか。調べてみました。

血糖値スパイク

血糖値スパイクとは、別名でグルコーススパイクと呼ばれています。これは、『食後』に血糖値が急激に上がり、それを抑えるためインスリンが分泌され、次は血糖値が急激に下がってしまう、という現象のことです。

では、なぜ血糖値の急激な上下を繰り返すといけないのか。それは、血糖値が急激に上下を繰り返すことで、血管に傷がつき、その傷を塞ぐために血液が固まっていくと、それがやがて血栓となってしまうことになります。

その血栓が原因で、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まってしまうのです。

血糖値スパイクへの対策

血糖値スパイクへの対策としては、どのようなことができるのでしょうか。今日からでも実践できることをご紹介いたします。

対策方法

一番簡単なのは、食事をする時の順番を考えながら食べる方法です。

1. 野菜

2. おかず

3. ご飯

といった、「食物繊維」を最初に摂り、最後に「炭水化物」を摂る、という順番で食べ進めるのが簡単とされています。例えば、サラダ・ハンバーグ・ご飯で食事をするのだとしたら、サラダを食べ終わったらハンバーグ、ハンバーグを食べ終わったら最後にご飯、と食べ進むのがいいということです。

また、食後に運動をするのもいいとされています。目安としては、食後30分以内に、軽いウォーキングやストレッチをするといいでしょう。運動をすることで、糖質の吸収を抑え、血糖値が上がりにくくなるという仕組みです。